雨のち、あおいそら 1
私の人生に、そらがやってきた。
2020年秋。。
雨の降る夕暮れ、そらも行く!
そう言って大急ぎで支度をし
私の家に泊まりに来たのだ。
本当に一人で泊まれるのか
半信半疑だったけど。
靴下をもって急いで玄関まで追ってきたそらに
「行くならオムツとお着換え持ってきて」
そう言うと急いで部屋へ戻って行く。
あ、本気なのか(笑)
泣いたらタクシーで送ってくればいいし
お泊りの練習、試しに連れて行ってみよう!
と、私は提案する。
何かあった時のために
何もない今日、練習を。
元々、晴れたら遊びに行くと連絡をもらい
雨が降ったから、私が来たのだ。
それなのに、雨の中、かっぱを着て
ついていくって言う、そら。
二人で出かけたことなんてない、
数か月に一度しか会ってもない、
そらに何ができるのか
そらの扱い方だって
本当はよく知らないのだ。x
予期せぬ展開にわくわくする
あ~
これだから人生って楽しいんだな。
一ヵ月ほど前から
私は家じゅうの掃除をし、断捨離も?
それをほぼ終えたころ
日曜日に遊びに行ってもいい?って連絡が来たのだ。
掃除をするといいことがあるって本当だな!ってその時思ったよ。
そして
一人でお泊りに来るなんて言う想定外のイベント
掃除が完璧にできてなかったら
2歳児を一人で泊めるなんて無理だったし
何か良い気が廻り始めたのかなって思った。